・とにかく名前と電話番号を聞こう!
いちばん最初に覚える仕事であり、この段階でしっかり対応すればクレームの半分以上はなくなります。まずはともあれ、お店の先輩を見習ったり、マニュアルどおりに接客してみましょう。慣れなくても、失礼が無いように心がければ大丈夫です
○同時プリントの場合
お店に訪れるお客さんの多くはまだまだ同時プリントが多いので、これをまず最初に覚えます。お客様の名前、電話番号、フィルムの種類、なんのサイズをプリントするか、一枚あたりの値段、フィルム一本あたりの現像料、の項目を記載します。お店によって多少の違いがあると思いますが、以上の項目をDP袋とよばれる袋に記載します。大抵は袋自体に項目が書いてあるので、そこに記入します。何かしらの付記や分かりにくい注文は余白などにしっかりメモをするようにしましょう。
とにかく、「名前」と「電話番号」は必須です!写真という商品の性質上、どうしても接客時にフィルムの状態や写真の状態、デジカメならファイルの状態などがわかりません。業務をしていると、途中でお客様の意向に添えない場合も出てきます。勝手に作業が進められないので、お客様に連絡を取ったりする場合がしばしばあります。そういうときに電話番号が必要になってくるのです。
○デジカメプリントの場合
デジカメプリントの場合も上記とほぼ同じです。お客様の名前、電話番号、メディアの種類、なんのサイズをプリントするか、1枚あたりの値段を記入します。この際、メディアを大切に扱ってください。メディアというのは簡単にデータが消えてしまうのです!
自店でデジカメプリントできるときは仕上がり時間を記入します。メーカーなどに注文してしまう場合は、何日かかるかを記入します。
総括として、とりあえず、名前と電場番号を聞きましょう。また、お客様にちゃんと説明するように心がけた方がクレームは少なくなります。また、仕上がり時間は決して早い時間を設定しないこと!慣れないうちは尚更です。自分が勤めているお店の最高処理速度というものがあり、たとえばそれがフィルム一本、30分なら30分より早くは絶対に仕上がりません。
この辺は経験が必要になってきますが、余裕をもって仕上がり時間を決めましょう。僕は今でも余裕を持った時間で処理に当たっています。(笑)