写真屋さんで働きたい!― ○ベロ出しのアドバイス

・基本は「カチっ!」と鳴った時!
次に、パトローネ(一般的にフィルムと呼ばれているもの。実際はパトローネという鉄の入れ物の中に、フィルムが入っています)からフィルムの先端を出します。これがべろだしと言われている作業であり、写真屋さんの仕事で基本中の基本の作業です。



フィルムピッカーという手のひらぐらいの大きさの器具を使って、ベロを出します。出たフィルムは先端が細くなっていて、その部分を切断します。その後、透明な下敷きみたいなプラスチックの板に、フィルムを専用のテープで貼り付けて現像機にかけるのです。



文字で説明するのは難しいのですが、これが一連の作業になります。プラスチックの板はリーダー(またはショートリーダー)と呼ばれていて、ここの部分の作業は実際に教えてもらえばまず大丈夫でしょう。問題はベロだし。慣れないと中々フィルムが出てきてくれません。
基本は「カチ、カチ」と鳴ったときがねらい目なのですが、それでもなかなか出てこないときがあります。



ここからがアレンジで、
「カチ、カチ」と鳴ったら、今度はほんの少し逆回転。そうしてから引き抜くとベロが出てくることもあります。また、引き抜く際はゆっくりやり、フィルムピッカーのパトローネに入れている先端を反らす感じで引き抜いたりすると出てくることもあります。


このほか、先輩や店長にアドバイスをもらうのも効果的です。でも、基本は「カチ、カチ」と鳴った時。くどいようですが、とても大事なことなので覚えておいてくださいね。変な癖がついたら基本に戻ると、案外すんなり出たりします。






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