写真屋さん完全マニュアル ― ○フィルムは早く出そう!

・フィルムの保存と劣化
そもそも、フィルムを現像(便宜上、同時プリントと同じ意味を指します)に出すタイミングとはいったいいつなんでしょうか?理想的なタイミングは取ったらそのまま写真屋さん出す、のが一番です。ですが、あと数枚カメラに残っているために半年、一年と現像に出さないことや、なんとなく出し忘れたフィルムなど、こういうケースは多々あります。


ですが、時間が経てば経つほどフィルムは劣化していき、色や鮮やかさがどんどん失われてしまいます。これはとても損なことです。ほんとに少しの手間で大切な写真が綺麗に仕上がらないというのは第三者の僕でも残念に思ってしまいます。


また、カメラに入れっぱなしの状態だと少しずつ感光が進んだり、高温、多湿の悪環境で保存していると劣化が進むのが速くなることがあります。暗い涼しいところで保存するのが一番なのです。



この劣化が最高に進むと画像が解けてしまい、何も写っていない状態となってしまいます。ここまでになるのは五年や十年経ってしまったフィルムが主ですが、とにかくフィルムは早く出すことにつきます。



・心配なフィルムは一言付け足して出そう

なにか気がかりがあるフィルムは、受け付けのときにあらかじめ話しておきましょう。「ちょっと取ってから時間が経ってるフィルムなんで少し気をつけてプリントしてもらえますか」などなど。そうすると、写真屋さんも多少なりとも気をつけてくれます。街にある写真屋さんの強みとして、多少の色補正やわがままが通る、という点があるので是非活用してください。



このとき、写真の仕上がりは遅めになります。サービスと質は均一にしないといけないのですが、スピードを優先するとあまり補正に時間がとれないのが現状です。また、これは写真屋さんの技量や好み、それに気分も作用してしまうこともあります。だから、普段から固定の写真屋さんと常連になる、というのが満足する仕上がりが出来る秘訣です。



急いでいないのなら、仕上がり時間は遅くていいよ、と一言いうのもいいと思います。(でも、従業員の立場として、あまりお客様のお言葉に甘えて遅くすることが出来ないんですよね。上司がいるときは特に。ちょっと難しいところなのですが。)












写真屋さんのオシゴトへ
SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO