写真屋さん完全マニュアル ― ○ちょっと特別な頼み方

・街の写真屋さんの利点

街の写真屋さんは比較的早く仕上がることが出来、お客さんと密着した形態で営業しています。常連さんをいっぱい作るのが生き残りの秘訣ですね。


ですが、やっぱり値段は大手にはかないません。そんな普通の写真屋さんの強みとして、「わがままがきく」というのが大きいでしょう。わがままといっても無理難題を吹っかけられるということではありません。写真の仕上がりについて相談できる……ということなのです。


その一つに、「色補正の指定」が出来ます。難しいものは出来ませんが、簡単な指定なら大抵のお店で大丈夫でしょう。色補正の種類として、明るさ(明度)と色合いの指定が出来ます。デジタル式の最近のプリンターはパソコンの画面で色補正等の操作をします。アナログ機(古い型)のプリンターの方が好きな人もいますが、こちらはホコリなどが付きやすく難しいと聞きます。(僕はデジタル機しか触ったことがありません)


色補正の種類としてはシアン、マゼンダ、イエロー、それに明度の項目があり、それらの数値をいじるという作業をします。ここでこの数値をいじるというのは、「1」づつ数を減らしたり足したりという作業をします。なので結構大味な色補正になるのです。


だから、
この色補正に関しては「赤みを少し引いた感じで」「少し明るい感じで」って具合の指示が最適です。写真屋さんとしてもなるべく意向に沿うように頑張りますが、どうしても無理なときもあります。それは承知しといてください。


それと、色に関して説教を垂れるのは辞めてください。(笑)少し詳しいからといって、色々写真屋さんに絡んでくるのは本当に迷惑です。じゃあ、自分でやってみてください。と、言ってしまいたいくらいです。色補正というのは結構難しく、しかもいっぱいロスペーパーを出すこともあります。他の処理もあるので、本当にいい色にしたいのなら現像所やもっとプロ志向の写真屋さんを訪れてください。本音を言うと、別にアルバイトやパートの人が色補正を一生懸命する必要はありません。だって、それだけ自分の苦労が増えるだけで、こっちは一文の得もありません。


ということで、色補正は難しい作業なので無理難題を言わないでくれると嬉しいですね。













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