写真屋さん完全マニュアル ― ○ネガからCD-R?〜利点と欠点〜

・ネガからCD-R?〜利点と欠点〜

今は、デジタル化の時代です。本当になんでもデジタル化です。写真屋さんもこの波にのってネガからCD−Rに書き込みというサービスを行っています。さて、このサービスについて考察していきたいと思います。



○CD−R化の利点

まず、
一番は画像が劣化しない、ということが上げられます。ネガのままだとどうしても傷がついたり、ほこりが付着したり、劣化も進んでしまいます。それをデジタル化に直して、保存しとけば劣化などは起こりません。CD−R自体が破損や傷がつかない限り、データーは壊れません。ネガよりもよっぽどもちは良いでしょう。


また、
デジタルデータとして扱えるという点も大きいでしょう。パソコンが一般家庭に普及して、簡単にデジタルデータを扱える時代になり、画像データを編集したり、加工したり、ホームページの素材としても使えます。




○CD−R化の欠点

欠点について殆ど知られていませんが、
通常、写真屋さんが行うCD−R書き込みは画素数を200万前後に落として書き込みます。つまり、結論から言うと大きく伸ばすと画像が荒くなってしまうということなのです。(メディアからCD−Rへの書き込みは原則として等倍です)


普通のカラーフィルムの画素数は600万〜1000万画素数といわれています。画像を撮った環境によってこの数値は変化するのですが、デジカメと比べて高い画像数だということが分かると思います。これをそのままCD−Rに入れると、
お店の機械が一時間〜三時間程度止まってしまう計算になります。CD−Rの書き込みをしていると、一枚だけの焼き増しも途中で処理できないので営業に支障をきたしてしまいます。だから、等倍での書き込みは普通は出来ません。


ですが、等倍の書き込みをオプションとして頼むことができるお店もあります。ただし、値段は2000円以上すると思います。写真屋さんに相談するしかありません。仕上がりも結構遅くなるのは覚悟しておいて下さいね。







写真屋さんのオシゴトへ
SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO