ある日のこと。仕上がった写真をお客さんに渡しました。



お客は２０代くらいでしょうか？女性の方です。



レク：「それでは、お写真のお確認をお願いします」


お客様は写真を見て


お客：「……なんか色、変じゃない？」




見てみると、少し暗めにプリントされています。お客様に焼き直しをさせていただくことを伝え、焼き直しをして欲しい写真を何枚か選んでもらいました。



数分後。



レク：「こちらの方でいかかでしょうか？」



お客：「……なんか変。なんで、こんな修正しているの？」



お客様は写真の裏を見て、いいました。裏にはバックプリントが印刷されています。



お客：「私、写真屋でバイトしてたことあるんだけど、



なんでこんな修正するの？



この店、変じゃない？」



……は？





同業を経験有りのこのお方。じゃあ、一番やられたら嫌な細かくしつこい色の補正の指定をすることだって知っているはずです。色が変ならこちらの不手際ですが、別に普通の写真です。まあ、店や僕やそのほかの従業員を馬鹿にされた日にはサービス精神なんて吹っ飛びます。




ここで撃墜モードに移行。やるきなんてありゃしません。どうやって客をへこませる　じゃなかった、いや、お帰り頂くかを考えています。



それでももう一度焼きなおしました。他のオーダーなんて遅れまくりです。



そうして出来たものものを渡しました。



お客：「なんか……まだ変だけど」

まだ、いうかぁ！！


レク：「うちではこれが限界です」(とても機械的な口調）


お客：「……まあいいわ。これでいいわよ」


すっごく不満足そうに帰っていかれました。



おとといきやがれぇ！！　　ヌオ〜ォ！(ノ-0-)ノ　┫∵：．


ぺ、ぺっ。


シオ、マイトコ・・・(¬¬)ノ ・。・。・