写真屋さんのバックヤード ― ○APSについて

写真屋さんのオシゴト、トップAPSについて 

APSについて


APSとは小型化した新規格のフィルムと専用カメラによる写真システムの通称。 1996 年(平成 8)発売。フィルム装填が簡便で,高度な画質が得られる。新写真システム。 (三省堂提供「デイリー 新語辞典」より)



ロボットエンジン、gooの辞書検索でAPSを調べた結果です。デジカメが出てしまったので 利用価値が少なくなり、現在は下降の一途を辿っています。このAPSというのはネガをカートリッジにしまい込むため、 現像前も現像後もネガは出てきません。写真屋さんではAPSの注文の場合、少し手順が違ってきます。


現像前


現像前には、この機械を使ってネガを専用のカートリッジに 移します。その後、ショートリーダーという通常のフィルムに使う リーダー(下敷きみたいなもの)と少し違う仕様ものに取り付け、 現像機にかけます。このときも、専用のアダプターをつけて現像機にいれます。




現像後

その後、現像機から出てきたネガは「切らずに」取り外します。 通常のフィルムはリーダーと繋がっている部分をハサミなどの切取りますが、 APSの場合、またもとのカートリッジに戻さないといけません。

取り外したネガを左の画像の機械を使って中に戻します。 このときもネガの上下をよく確認しないといけません。 中に戻ったら、あとは普通にプリンターにかけるだけです。






○APSのプリントサイズ


APSは使い捨てカメラ、通常のカメラを問わず、ハイビジョンサイズが推奨されるのではないでしょうか。 L判でプリントするとどうしてもAPSの場合は左右が切れてしまいます。逆に言うと、APSの画像領域が広いのです。


なので、受付の時に「ハイビジョンで」など言ってみるといいと思います。 お店によっては勝手にAPSの場合は、ハイビジョンでプリントしてくれるところもあるんでしょう。 ただし、値段が通常(L判)の二倍ぐらいします。 お財布と相談して、決めたほうがよさそうですね。



また、APSというのはネガが普通の35ミリより一回り小さく、それによって画像が35ミリより若干悪いという こともあります。普通の人の目ではあまりそんなことは感じないので気にすることもないと思いますが、 やはり、デジカメが出てしまったことで、コンパクトさが売りだったAPSはかなり不利ですね。




写真屋さんのオシゴトへ

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO